
インナー・ハーバーを見下ろすビクトリア朝の威厳ある石造建築。前庭にはビクトリア女王像が、議事堂の中央の青銅ドームの上には、バンクーバー島を英国人として始めて一周し島であることを証明したジョージ・バンクーバーの像が建つ。ビクトリアの建築家フランシス・ラッテンベリー(Francis Rattenbury)の設計により1893年から5年の年月をかけて建てられた。建物は夜になると3000個のイルミネーションでライトアップされる。建物内部は誰でも無料で見学できるが、議会がひらかれている時や週末は閉まっている。

「女王陛下」の名をもつ純英国風の伝統的ホテル。南に州議事堂、西にインナー・ハーバーを見下ろして建つ、古城のような建物が「女王陛下」を名に冠した最高級ホテル、フェアモント・エンプレス・ホテル。ビクトリアのシンボルとして、観光客の記念写真スポットになっている。なかでも人気があるのは、19世紀の伝統を引き継ぐ1階のティーロビー(Tea Lobby)でのアフタヌーン・ティー。スコーンとよばれるパンやケーキ、フルーツと紅茶で、英国の伝統をじっくりと味わいたい。ティーロビーはジーンズやTシャツでの入場不可。

州議事堂の隣に立つ博物館。館内は3つのフロアに分かれブリティッシュ・コロンビア州の歴史や文化にまつわる展示が充実。インディアンに関する展示やカナダ・パシフィック鉄道の歴史、19世紀のカナダの町を再現したコーナーも興味深い。毎年春~秋にかけて行なわれる特別展示も人気。館内にはアイマックス劇場(IMAX Theatre)もある。また、屋外にはトーテムポールが立ち並ぶザンダーバード公園や、1852年に建てられたヘルマッケン・ハウスがある。