
イヌイットやデネ族をはじめ、ネイティブ・インディアンの歴史や文化を中心にした、ノースウエスト準州に関する博物館。彫刻などのネイティブ・アートや民芸品のほか、カナダ極北部探検、鉱山開発、クジラ漁の歴史的発展を示す10万点以上もの資料を展示している。開拓時代に陸の孤島であるデルタ地帯の発展に欠かせなかった航空機(ブッシュパイロット)の資料や、シロクマやリンクスなどノースウエスト準州に生息する野生動物の剥製を多数用いてわかりやすく紹介している。場所は、ダウンタウンの中心から西へ徒歩約5分。

グランドピアノをイメージした美しい外観の建物は、1993年に建てられたノースウェスト準州立法議事堂。館内には準州内のアーティストの作品が並ぶ。なかでも職杖(The Mace)は、杖の部分に1.3カラットのダイヤモンド、周囲にはシルバーの雪の結晶、その下には北の動物や魚が彫られた大理石がある。議会は2月~4月、10月、11月と年5回開催され見学も可能だ。予約しレシーバーを借りれば、英語、仏語、イヌイット後など8言語に同時通訳される解説を聴くことができる。議会室にはホッキクグマの敷き皮やアザラシの皮で作られた椅子などがある。

1月中旬~3月中旬のみ運行可能な極北ならではのハイウェイがアイス・ロード。凍りついたグレート・スレイブ湖上に、さらに散水するなどして氷を厚くし、車の通行ができるようにしている。イエローナイフからは、アイス・ロードを通って6km離れたデタ村までこの氷の道が続く。入り口に通行可能な車両が表示されているのでチェックすること。