イエローナイフ周辺のおもな見どころ/観光スポット

イエローナイフ空港から約6km離れたダウンタウンの中心は、2ブロックから3ブロックの範囲なので徒歩で十分。中心は48th St.と50th St.のあたりで、碁盤の目になっている。高層ビルやシッピングモール、レストランが立ち並ぶ。ショッピングモール前にある電光掲示板には気温が記されているのでチェックしてみよう。

プリンス・オブ・ホエールズ・ノーザン・ヘリテージ・センター

Prince of Wales Northern Heritage Centre

イヌイットやデネ族をはじめ、ネイティブ・インディアンの歴史や文化を中心にした、ノースウエスト準州の貴重な文化遺産を保存・展示している博物館として1979年に開設。彫刻などのネイティブ・アートや民芸品のほか、カナダ極北部探検、鉱山開発、クジラ漁の歴史的発展を示す10万点以上もの資料を展示している。開拓時代に陸の孤島であるデルタ地帯の発展に欠かせなかった航空機(ブッシュパイロット)の資料や、シロクマやリンクスなどノースウエスト準州に生息する野生動物の剥製を多数用いてわかりやすく紹介している。場所は、ダウンタウンの中心から西へ徒歩約5分。

所在地:4750 48 St, Yellowknife, NT X1A 3T5
ホームページ(英語):http://www.pwnhc.ca/

州立法議事堂

Legislative Assembly of The Northwest Territories

グランドピアノをイメージしたガラス張りの美しい外観の建物は、1993年に建てられたノースウェスト準州立法議事堂。館内には準州内のアーティストの作品が並ぶ。なかでも職杖(The Mace)は、杖の部分に1.3カラットのダイヤモンド、周囲にはシルバーの雪の結晶、その下には北の動物や魚が彫られた大理石がある。議会は2月?4月、10月、11月と年5回開催され見学も可能だ。予約しレシーバーを借りれば、英語、仏語、イヌイット後など8言語に同時通訳される解説を聴くことができる。議会室にはホッキクグマの敷き皮やアザラシの皮で作られた椅子などがある。

所在地:4517 48 St, Yellowknife, NT X1A 2L9
ホームページ(英語):http://www.assembly.gov.nt.ca/

アイス・ロード

Ice Road

1月中旬?3月中旬のみ運行可能な極北ならではのハイウェイがアイス・ロード。文字通り「氷の道」。凍りついたグレート・スレイブ湖上に、さらに散水するなどして氷を厚くし、車の通行ができるようにしている。イエローナイフからは、アイス・ロードを通って6km離れたデタ村までこの氷の道が続く。市民の生活道路として、また鉱山に1年分の燃料や重機を運ぶための産業用道路として重要な役割を果たしている。入り口に通行可能な車両が表示されているのでチェックすること。

夏のイエローナイフのアクティビティ

夏のアクティビティで外せないのがハイキング。特にキャメロン滝はイエローナイフからのアクセスもいいことから、気軽にノースウエスト準州の自然を満喫するには絶好の場所だ。
また、「マッケンジー・バイソン・サンクチュアリ(保護区)」では、日本では見ることのできないバイソンを観察することが可能。
こちらもイエローナイフから容易に訪れることができる。

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