カナディアンロッキーの北のゲートシティ「ジャスパー」

空を突く山の頂と、太古の氷河に囲まれた山岳リゾート『ジャスパー国立公園』。手つかずの原生林と、山間のエメラルド色に輝く湖が絶妙なアクセントとなり、まさに絵葉書そのもの。曲がりくねった山麓の道を通り、エドモントンから西に 370 km、カルガリーから北西に404 km に位置するジャスパーの象徴、カナディアン・ロッキーに足を踏み入れる。

ジャスパーは、地元の人々が懐かしい友だちのよう にもてなしてくれる温かい町。高級な宿泊施設から、 かわいらしいロッジ、あらゆるサービスが整ったキャンプ場まで、観光客が求める快適さが揃っている。

カナダ最大のカナディアン・ロッキーの国立公園には、 1,000 km 近いトレイルと有名なハイキング・コースがある。ジャスパー周辺では初心者にはパトリシア・レイク・ループかマウント・ エディス・キャベル・メドウズがお勧め! 早朝にカヌーを漕いで、水際のブル・ムースを発見するのは息を のむような体験です。町に残るもよし、大自然の中でキャンプをするのもよし。冬にマーモット・ベイスンでスキーを 楽しめば、パウダー・スノーをこよなく愛する人たちが、 なぜ毎年ここに戻ってくるかが分かるでしょう。

2020年11月24日の全国ニュースで話題になった放送!

これはジャスパー国立公園で撮影された写真。ムースが道路脇に出て凍結防止用の塩が付着した車体をなめています。

ジャスパー国立公園事務局では、野生のムースに触れたい、塩を舐めさせないよう注意喚起しています。野生動物に対する罰金は最高25,000ドルが科せられますので注意を!

ジャスパーの歩き方

ダウンタウンの中心の通りはコノート通り(Connaught Drive)とパトリシア通り(Patricia Street)。この二つの通りを挟んで、ヘイゼル通り(Hazel Avenue)とミエッテ通り(Miette Avenue)にはレストランがショップが立ち並ぶ。コノート通りを挟んで向いには大陸横断鉄道(VIA RAIL)ロッキーマウンテニア号の鉄道駅や、バスターミナルがある。この辺りをぐるっとまわるには30分もあれば回れてしまうくらいこじんまりとしている。

ホテルはコノート通り、パトリシア通りを北に徒歩で10分~15分のところに集中している。ジャスパーの象徴でもあるリゾートホテル「フェアモント・ジャスパー・パークロッジ」は、ダウンタウンから車で約10分の静かな場所にあり広大な敷地内にはログキャビンが立ち並び、動物たちもよく姿をみせる。

観光スポットは郊外にあり、カナディアンロッキーの国立公園のなかでも最大の面積をもつジャスパー国立公園は世界から旅行者やナチュラリストたちを惹きつける魅力がある。

ジャスパーを動画で旅してみる!

パトリシア・レイク

Patricia Lake

ジャスパーのダウンタウンから北へ坂道を登り4?のところにある透明度の高い湖。朝方はミラーレイクと呼ぶにふさわしく湖面に鏡のように美しい山々を映し出す。秋はポプラの葉が黄色一色に染まりとても美しい。スキューバダイビングでも人気。ビクトリア女王の孫娘パトリシア・ラムゼイ嬢の名前から名付けられた。ピラミッド・レイクの隣にあり、ジャスパー・ダウンタウンからは自転車で15?20分だが坂道が続く。

ピラミッド・レイク

Pyramid Lake

ジャスパー近郊では最大の湖で、ダウンタウンの北へ6?にある。比較的水温が高く、夏にはビーチで泳いでいる人も見かける。ボートやカヌーのレンタル、釣りなどができ、湖の周りにはピラミッド・レイク・アイランドへのトレイルがある。対岸にはジャスパーを代表する山にひとつでもあるピラミッド・マウンテン(2766?)がそびえる。湖畔にはロッジもあるので、ゆっくり過ごすには最適。