グランビル・アイランドの観光スポット

ウォーター・フロントの再開発で世界から注目されたユニークなコンセプトのアイランド。グランビル橋の真下のフォールズ・クリークにある小さな半島状の一体がグランビル・アイランド。20世紀の初めはバンクーバーの産業を支える工業地区として発展したが、その後ゴーストタウン化し1973年から再開発がはじまった場所。その基本構想は、かつての工場の建物をできるだけ残し、内部を大胆に改装するというもので、市民が楽しめる場所づくりが重視された。端から端まで歩いても500mほどの小さなアイランドには、グルメたちにも満足させるマーケットや、レストランから、小劇場や個性豊かなアートギャラリーやクラフトショップが建ち並ぶ。アイランド内で一番大きな建物がカナダを代表する画家エミリー・カーの美術専門学校だ。建物裏手には海の上に浮かぶ家も並ぶ。またボートやヨットを横付けして泊まれるホテルまである。夏期になるとストリートミュージシャンや大道芸人も登場し、ひときわにぎわいを見せる。グランビル・アイランド産の地ビールも飲んでみよう。

パブリック・マーケット

Granville Island Public Market

産地直送の野菜やくだもの、新鮮な魚やロブスター、焼きたてのパン、目の前で作られるチョコレートなどが建物内に所狭しと並ぶ。特に週末になると、地元のグルメたちが新鮮なバーベキュー用の肉や、魚介類を求めにやってくるので、いつもより混雑している。近年はバンクーバーの庶民の台所をみようと観光バスも立ち寄るスポットになっている。スイーツを片手にぶらぶらと見て歩くのも楽しい。

JJ Bean House of Coffee +++ JJビーン・ハウス・オブ・コーヒー

バンクーバー生まれのカフェは安心して毎日飲めるオーガニック・コーヒーが自慢

日本でも話題となったカフェの本拠地シアトルに近いバンクーバーは、とにかくカフェが多い。オリジナルローストのコーヒーがおいしいここは、バンクーバー発のカフェ・チェーン。約10種類あるオリジナルブレンドには、オーガニックの豆を使ったコーヒーも。毎日飲むコーヒーだからこそ、おいしくて安全なものを飲んでほしい。そんな心遣いがうれしい、バンクーバー・スタイルのコーヒーはいかが。

住所:Granville Island Public Market
HP:?http://cafebrio.com/

グランビル・アイランド・ブリューイング

Granville Island Brewing

バンクーバーが誇る人気の地ビール。カナダ最初のミニ醸造所で、人気のあるアイランドラガーやイングリッシュ・ベイ・ペールエールなどのオリジナル・ビールが楽しめる。直販所のガラス越しに製造工程がみれる。

ネット・ロフト

Net Loft

パブリック・マーケットの斜め前にあるミニ・シッピング・モール。手作りの工芸品のギャラリーをはじめ一点物を多く取り扱うブティック、ガラス細工、帽子、拘りのメガネの専門店や、カードや和紙もあつかう文房具店など、ユニークな品揃えのショップが集まっている。

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