これさえ知っておけば怖くない!カナダの車・レンタカー事情まとめ

観光や留学、夏のカナダ移住で人気が高い国「カナダ」。日本の約45倍という世界で2番目の国土を持ち、世界遺産や大自然が広がる国立公園に恵まれた国です。

そんなスケールの大きなカナダを存分に楽しむためにも、ぜひ車で出かけてみたいものですね。2020年はじめの新型コロナウイルスもあり、なるべく人との接触を避けたいと思うひとには車での移動は安心ですね。

ただ、海外で運転することに対して敷居が高いと感じている方も多いのではないでしょうか。

でも、安心してください。実はカナダは日本人にとって運転しやすい国なのです。今回は、カナダでで車を運転するために知っておきたいことをご紹介します。



カナダで運転するために必要な運転免許証とは?

旅行や短期滞在する場合

カナダで運転するためには、旅行者や短期滞在の方であれば国際運転免許証(国外運転免許証)を日本で取得することが必要になります。国際運転免許証(行政機関によっては国外運転免許証)は、日本の運転免許証保有者が日本以外のカナダなどの条約加盟国で運転することを可能にする証明書です。

 

国際運転免許証(国外運転免許証)の取得方法

申請箇所 住所地の運転免許試験場や警察署(免許書交付サービスを提供している署に限る)
必要な書類 ● 運転免許証
● 顔写真(縦5cm×横4cm)※諸条件あり
● パスポート及び渡航を証明する書類(航空券やビザ書類)
取得までの期間 行政機関によります。
即日交付の場合もありますが、日数を要する場合もあるので十分に余裕をもって申請することをおすすめします。
有効期限 取得後1年
備考 ワーキングホリデーや学生ビザなどで長期留学される方は、カナダの運転免許証を取得する必要があります。

※州により異なりますが、国際運転免許証で3ヶ月、半年以上運転することはできません。

カナダでレンタカーを借りるには?

カナダの各主要空港には、国際・国内線ともにグローバルに展開しているレンタカー会社のカウンターが設置されています。

レンタカーの借り方は日本とそれほど違いはなく、レンタカー会社のWEBサイト(例えば、日本語でかんたん予約・キャンセル無料のEasyRentCarsなど)や、旅行会社などを経由して申し込みを行い、現地で受け取るという方式が一般的です。予約時に車種や希望するオプション(チャイルドシートやカーナビ等)を選ぶことも可能です。

観光シーズンの夏や、帰省時期は予約がいっぱいで借りられないこともあるので、事前にレンタカー比較&予約しておいた方が良いでしょう。

レンタカーの基本的な受け取り方法まとめ

カナダ国内の空港で借りられる主なレンタカー会社

カナダ国内の車旅はEasyRentCarsで!

年齢制限

ほとんどのレンタカーの会社では、25歳以上から利用ができます。

21歳以上から24歳以下までの利用者は、割り増し料金でレンタカーを利用できますが、20歳以下はできません。

カナダの国産車って?

カナダは国産車がなく、アメリカや日本車(トヨタ・ホンダ・日産・マツダ・スバルなど)をはじめ世界各国から自動車が輸入されています。そのため、多くのレンタカー会社がハンドルは左側ですが、日本車を扱っています。

レンタカーの受け取り

日本語でかんたん予約・キャンセル無料のEasyRentCarsで予約が完了したら、当日に会社の窓口に行きスタッフに予約確認書と運転免許証を提示しましょう。スタッフが予約の確認を行い、レンタル内容の確認と、規約や条件を英語で説明します。

予約時に任意保険に加入していない場合は確認されます。任意保険に入る場合には任意保険の契約書に署名をしましょう。

受け取り時に保証金の代わりとしてクレジットカードの提示が必要です。車の返却時、傷が無かった場合は追加請求はありません。

予約前にレンタカーの保険について、詳しく知ろう。

どれに加入すればいいの?レンタカー保険

  • 強制対人対物保険(TPL)
  • 車両・対物事故免責額補償制度(CDWとLDW)
  • 自車両盗難保険(TW)
  • 搭乗者保険(PI)
  • 第三者賠償保険(CL)
  • 免責軽減制度(SCDW・SLDW)
  • 通常使用時部品補償(WWI)

保険の内容を知ってから安心してレンタルしよう!===> 詳細

レンタカーの返却方法

レンタカーでの楽しい旅はいかがでしたか?

返却のポイント近くまで来たらガソリンを満タンにしてもどりましょう。ガソリンを最後にいれた際のレシートの提示が必要な場合もあるので出発前に確認しておきましょう。

レンタカーの返却ポイントが異なると追加料金を支払う必要があるので、予約した通りの場所にしっかりと返すようにしましょう。

返却の際は、オドメーターの写真を撮り駐車場にスタッフがいればスタッフに車の鍵を返します。スタッフの不在時は鍵の返却箱を使用しましょう。

領収書は、Eメールで受理してレンタカーの利用は無事終わりです。

ガソリンはレギュラー?ハイオク?

カナダでレンタカーを返す時、ガソリンスタンドで「え?どのガソリンを入れればいいの?」と戸惑ってしまうと思います。

カナダではガソリンの種類が日本と違うので注意しましょう。

ほとんどのレンタカーはガソリンを使います。ガソリンスタンドにはディーゼル車用にディーゼルのレーンもあるので気を付けましょう。間違った種類のガソリンを給油するとエンジンが故障し、レンタカーは保険の免責事項になります。

ガソリンの種類は一般的に3~4種類(REGULAR / PLUS / SUPREME / SUPREME PLUS)ありますが、ほとんどの車種は一番安価なレギュラーを利用します。

ガソリンを満タンにしないでレンタカーを返すと、レンタカー会社が設定している割り増し料金を支払うことになります。予約する際にガソリンのルールを確認しましょう。